プロフェッショナル

プロフェッショナル仕事の流儀は毎週欠かさず見ている。

今週は、現代を代表する二人の棋士羽生善治森内俊之が繰り広げた名人戦の特集。

印象的だったのは、名人戦第三戦のシーン。

森内棋士が圧倒的優勢の場面。

対局を観戦してしている外野から「羽生さんは顔洗って出直した方がいい」との発言も出て、勝負は決したかように見えた。

周りの関心はどのタイミングで羽生棋士が投了(give up)するかに移っていたが、羽生棋士だけは諦めること無く最善手を打つことのみに集中していた。

森内棋士が圧倒的に優位であったにも関わらず、羽生棋士の粘りの対応に、森内棋士は痛恨の悪手を指してしまう。

羽生棋士はそのミスを見逃すことなく、歴史的な大勝利さ収める。

どんな苦しい場面でも諦めずにベストを尽くすことの大切さを改めて学んだ。